まさかの事態だったけど

興は冷まされる前に

眼を覚まされ　眼前にはおかしな光景が広がっていた。



キミの往く路に僕が影響したとそれキミにを告げられるだけで

自分の存在の意味を見つけ喜ぶことができるよ。

そして無邪気に触れ合えること

会えてよかったという言葉

自分をあとにできる　心底大事に思えること

整理したネジが一気に巻かれて戻った感覚だ。


左目が寝不足でダメになったかわりに

現実味の薄れたうれしい気持ちとキミの奥が映った気がした。

この病的な体のだるさと

右目に虚ろに映る現実と

貴重でわずかな時間は

とても現実とは思えないような勘違いを

現在から後に向かって絶え間なく

僕に与え続けることだろう。


アイスラテとくるみパンは刹那の味がした。







大混乱の白線内側

うつらうつら過ぎる。

迷い込んだ車両で悪夢をみる。淡く消える感覚。

否

それは

引き剥がされるようなスピードで家路につく現実。

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