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14:16:22 | | page top↑
縁側の猫あくび
2009 / 07 / 11 ( Sat )
今日も 

傍見しっぽり 中身あっさりなキャンパスライフに

押し流されるように帰りを迎えると、

影響力の6大原理、「希少性」の原理が首をもたげて ざわつく。

これほどの局面まで駒を揃えてきたのに ここで

勝ちをさらいに行かない手はなかろうに と。




サッカー日本代表よろしく

ボール運びのパフォーマンス一つ一つのキレとは裏腹に

肝心な決定力に欠ける私の 球運び は

いつの間にやら

あきらめの理由を 冷え手で探しては

触れないことを さも高潔かのように偉ぶる臆病に侵されている。

「触ったらハンドではないか」と。



結べど 結べども 笑い崩れる靴紐は

先の汚れがもう落ちないほどに馴染んでる。

「何で解けぬほどに堅く 結ばれない のか」と 

化かされているような思いで

答えもたぬ人々に 真顔で押し当てては 帰ってこないレスをしのぶ

我慢を美として、その怠慢に甘んじる。

実のところ それにももう飽きてしまった。



本当に珍しく 

見合うように磨いた 髪も、眼も、肌も歯も服も表情も。

 見た目で見ない という純然たる正義の前に突っ伏した。

結果皮肉にも

周りの余計な視線は釣れ引けるようになったのに。

二兎追うものは というやつだ。



洗顔をすると

左目の上の昨年の“縫い目”から 突如

見舞いに一発 とばかりに 血が沸いた。痛む。

ついに第三の眼の開眼か。





私の助言どおり、決めるとよい。

まずその策に間違いないから。

決まらねばいいとおもう何かが私の中にでてきたとは言うまい。





釣れた視線に つれない顔で 終点前に 猫あくび。
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18:00:38 | おはなし | トラックバック() | コメント(0) | page top↑
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