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ぬるい風、夜の雨
2006 / 05 / 30 ( Tue ) 君からの着信表示が光ったときは寝耳に水で不意打ち食らった感じだったけど。 声を聴いた瞬間 クリスマスの朝にプレゼントを見つけたような気分になったよ。 ひたすら早口で僕に言い聞かせるように話していた君は、間違いなく自分自身にすべてを言い聞かせていたんだ。 前の霧を払うように 後ろの闇を拭うように 君が彼の話をしていても自然と声色を変えないようにしてる大人な自分がいたことに自分自身驚いていたんだ。 「ケナゲダ」 離れて宙に浮いた自分が近くにいる空っぽの自身をみてつぶやいた。 君だから。 君だから。 ドキドキはしない。 ただ感情がまっすぐにでてくるのは君と話しているときなんだ。 手を離したらそっと放れてしまう。 眼を閉じたら聞こえなくなってしまう。 そんなことをわかりながら僕はなんとなしに過ごしてしまうんだ。 5月23日 PR |
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