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夜想
2007 / 07 / 04 ( Wed ) 昨日から一昨日の話をしたんだ バイト先の唯一の人にしたんだ 話すことそれ自体の行為で魔法が解ける気がするという告白だけに ただ気を使っていたその人は おこがましいであるようだが 同じような経験を僕より先にたくさんしてきたようで 先の自分からのアドバイスのように聞こえた。 そして遅れた電車で最終バスに間に合わず そして臨時でもらった５００円を使うことと 大多数のようにタクシーに並ぶことを嫌ったために 大事なものからあんましいらないﾌﾟﾗｲﾄﾞとかまで そんなんがたくさん 突っ込まれたバッグをくたびれたからだに食い込ませるように 背負い込んで長い長い寂しい夜道を歩くことになった。 不本意ながら歩くことになった真っ暗は とても勇ましい気持ちにはなれず この闇夜路を 強く歩いたり、自転車ですーっとしていく人達に 絶望的な劣等感的な距離を感じさせられ、 そしてしまいにはダラリとうな垂れ頭を垂れて 「だから無理なんだって」と嘲笑われるように 暗い木々からの雨に打たれた。 それでも開きなおって顔をあげると なんだかとても居たたまれない気持ちになった。 聴いていたキミの好きな曲が 時間を止めていることに気づく。 取り戻したい時間と確信を求めて着信を願うが そうは問屋がおろさない。 キミの教えてくれた歌達は 僕らを啓示しているﾀｲﾄﾙばかりに思うのは 僕の想いあがりですか？ つい昨日まで－数ミリの距離にいた指先が 今はもう＋数百キロくらい遠くで何かをしてる奇妙な距離で 日常を知る。 かぐわしい香りは恐らく己のつけすぎたコンディショナーだったよ そう僕達はとても匂いフェチでなんだかおかしかった。 止まらないから 止めさせてください。 今にでもいきたいけど 今いっても寝てしまうでしょう。 それでも それはものの例えで そんくらいに明日がぐらぐらして 不安定になってしまったってこと。 死ぬほど恥ずかしい勘違いも思い過ごしも それを恐がらず 蹴りだす勇気を搾り出すには 並べられる言い訳が多すぎる。 結局どうしたいんだって答えが 純粋な己を咲かせる。 そう思い焦る僕に 毎日の占いは無神経なことを告げる。 そうみたいだよ 先の自分が言うにはね。 PR |
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