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勘合符
2008 / 07 / 31 ( Thu ) 芸術家 芸術家たらしめるのは それを外から評価する外野に相違ない。 だから自ら名乗るものはまがい物に相違ない。 感性とは論証と確実性のない範疇であり たといあったとしても それにそぐう段階に人は至っていない。 感動はつくるものであろうか。 感動は送り手によって造られる何かによって 受け手自身が創りだすものであって 一方向的に作らされるわけではない。 多数に受け入れられるのは その多数の受け口が近しい形にそろえられてしまって 存在しているからに過ぎず 万能であるからではない。 語彙の少ない者は 知る世界をより鮮やかにみることができない 平面が立体に勝り 立体が流動に勝ることを知りえない。 流動の末にみえる次の段階を私は未だ知らない。 流行や常用は感動の色を呼び起こしえない。 流行と常用の裏をかく意外性という 技法を用いることがない限り。 PR |
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