来年一年前となる今日という日、

今夜というときに


君の鼻声から察したことの真相は

一切触れる気はないし

知る意味もないと思うから



どうか明日だけは、新しく始まる君の路の朝だけは



いつもの君のように、あの日々の君のように

気丈に

前を向いて

笑顔でいて欲しいと。



なぜだかわからないほどにさっきの君と共鳴して

落ち込んだ自分が

己でも驚くほど素直に心から思う。




君にエールを送る。


悲しいだろう

寂しいだろう

恐いだろう







何よりも楽しいだろう





笑顔でいられないときもそれはそれでいいし

でもその笑顔がとても素敵だから


ただ、きみらしく楽しんできてほしい











頑張れ。

智は蓄えられるが

流れは止められない




流れは、力を持ち

生を紡ぎ、創と壊を産む


ゆえに流れの軌跡を少しでも残そう

この世に無二である流れを刻もう

こ

この日本という国に生まれて

その全国に友達がたくさんいるということ

それはとてつもなくすごいことだと思う

そしてそれは

たまらなく幸せなことだ。


俺はもっと上にいきたいと思う

いこうと思う。

今まで自分が眼を背けてきたこと



そのことと向かいあうこと

それが強くなる練習であること








今まで自分が逃げてきたところ




その場所から逃げずに路を切り開くこと

それが理想になる階段であること

















孤独感に苛まされること

恐怖感に打ちのめされること



それは避けられないことであること




















そんなとき








偉大な先人や師を誇ること

想い人を思い出すこと

強い仲間を振り返ること






それが唯一の


心助けになること。

やはりほかを見る眼と違うふうにみてしまうのは

あれが本物であったということか



この一年でどう変われたか



そんなことをなんとなしに思いながら

出発前に

電話でもすることにする



米国には何があるのか

きみの土産話を

楽しみに待つことにする


それすらも忘れて

僕は



精進しようと思う