いやなこと　まずいことがあると


いつも


なにか別のいいことを考えることで覆いかぶせてごまかすか

気持ちがいじけて逃げるか

寝て忘れる

ってことをしてきたけど、



そうじゃなくて



理と情を酌んで

線をひいて

戒めて

整理していけばいい。




そうすれば前に進める。

君が何度もうなずくなら

僕は大きく首を横に振る





君がまったくこっちをみないから

僕はひたすら君に眼を奪われる






不安定な安定に快楽を見出すなら

僕のいつもの片道も引き返すことができるんじゃないか

夕方に背をむけて

昨日にふてくされて

明日に期待しない


でも今夜には

何かおきるんだ

移り気な俺に



止まり木はあるのか




流され流れて


今日も往く





そんな行き方をしていたら


いつかどっかの掃き溜めに


滞ってしまうんじゃないか


溢れた排水溝に


溜まってしまうんじゃないか


そんな恐い想像にぞっとしながら


今日も怠惰な夢をみる

俺は


もっと

もっと




昇る。



コイツらもいる

上にいく

みんな

泥まみれの中を
必死に何か探しだそうとしてる

だから

キラキラするものがでてくるとうれしそうな顔をするんだ

だから

それに嫉妬するんだ